こんにちは。
今年の夏は、出産してから…いや、30代になってから…いや、社会人になってから…?!ぶりに夏を楽しむことができました。
これまでの夏はといえば、出産してから特にインドアに拍車がかかっていた私。どこに行っても息子に振り回されて疲れるし、そもそも日々の仕事、家事、育児のフルコンボで外に出ていく元気がない状態…。外出して楽しむよりも涼しくて空調のきいてる室内にいることをとことん好んでいました。
が、それが良くなかったのか、8月に体調を崩してしまい…。
趣味と言っていいくらい食べることが好きなのに、とにかく食欲が出なくて、何を食べてもおいしくない。大好きなマックも半分食べて残すほど。そんな毎日が続くと(これ、もしかして取り返しのつかない病気なんじゃ…?)などと、実際はただの夏バテなのに常に漠然とした不安でいっぱいでした。食事のほかに楽しみと言えるものもなく、毎日の暮らしを少しでも充実させたいともがいていました。
瞬発力を大事にした
そんな時に白饅頭さんという方のブログを読む機会がありました。
「基礎体力がなくても『元気!』に生きるための秘訣」というタイトルで、内容が気になりすぎて課金しました。笑
体力がなくても毎日はつらつと過ごしている人の共通点が「瞬発力」だという内容を見て、衝撃を受けました。(実際の文章を見るともっと説得力があるので、是非読んでみてください!)
これまで常に物事を面倒臭がって、家族や友人からの誘いにも気が乗らなくて断ったり後回しにしたり。そのくせ、じゃあ断って何をしてるかというと、スマホ。最悪ですね…。
そんな自分のことが本当に嫌だったし、何かがきっかけで変わらなきゃヤバいと焦っていました。そんな時にこの記事を読んで、堕落した意識にナイフが刺さったような感覚でした。
記事を読んだ私の個人的解釈は、瞬発力がある人は色んなことを後回しにせずにすぐ行動するから、頭の中には常に余裕がある状態。あとであれしなきゃこれしなきゃ、にとらわれないから脳が疲れることがなく、いつも元気でいられる、という内容だったと思います。
瞬発力を意識した結果、日常が変わった。
瞬発力を意識するようになってすぐに、LINEを交換したばかりの保育園のママさんから子連れでアウトドアの遊びのお誘いが。
…正直、これまでなら100%お断りしていた私です(それもどうなのか)。でも、この時は記事を読んだ直後で感化されていたこともあり「これは絶対行くべきだ」と不思議と即決しました。
そもそもアウトドアの経験がほぼないまま30代後半になってしまったので、持ち物から心がけからめちゃくちゃ不安だった私。当日の朝まで夫に八つ当たりしながらも、一緒に川遊びをしてきました。
(まず決断したとき、普段の私を知ってる夫にはとても驚かれました。親や友人もびっくりすると思います…。どんだけ笑!)
そして、結果的にその川遊びがめちゃくちゃ楽しくて新鮮だったんです。いつも室内にばかりいる私には太陽が気持ちよく感じて…。川の水でいろんなストレスが流れていくようでした。
イヤイヤ期で繊細くんの息子は絶対怖がって終始抱っこだろうな、ママさんに気を遣わせるだろうな…と不安でしたが、予想に反してすんなり水に入っていき楽しんでいて、ああ過保護だったなぁ…私の決断ひとつで、息子にひとつ新しい体験をさせてあげられたんだなぁ、としみじみしてしまいました。
さらに、年下のママさんの気遣いにいろんなことを学び、ひとつ自分の殻を破れたような、階段を上ったような気持ちになって帰ってきたのでした。
瞬発力を意識するメリット
今回は、「瞬発力」を意識して考える前に行動してみたことで、得られるものがすごくたくさんありました。
- まず、新しい体験ができた
- 息子に夏のレジャーを経験させてあげられた
- 太陽の日を浴びて気分がリフレッシュできた
- ママさんと接することで子育ての話ができ、時間や体験を共有できた
- 行ってみて良かった、と達成感を得られた
- 万が一楽しくなかったとしても、新しい体験ができたことだけでも私の経験、財産になる
このように得るものが本当に大きかったと感じることができました。
たぶんここまで読んでくださって(いや、こんなの当たり前だしみんなやってるし…)と思った方がいるかもしれません。
本当~に度を越えた面倒くさがり、ずぼら、インドア派のどうしようもない人間の話だと思ってください!
意識するだけで生活が変わる?
確かにいつも私は、やらなきゃいけないことを後回しにしては後悔し、誘われてはイヤイヤ行き、そのくせ結局楽しんで帰る…ということがありすぎました。行動の起こし方、楽しもうと思う覚悟、そして姿勢次第で毎日が変わるんだなって、アラフォーになって初めて気付く始末でした。
でもこの気付きを無駄にはしないぜ!
瞬発力を意識するようになって、まだ一週間。これからも忘れず意識していきたいと思います。